結局は訴訟になりますね。他のWanna Oneメンバーたちは続々とソロデビューとかで舞台に現れてるのにね。カン・ダニエルの法律代理人を務める法務法人ユルチョン(律村)が今日「事務所のLMエンターテインメントを相手取り、ソウル中央地方裁判所に『専属契約効力停止仮処分申請』をした」と発表しました。
今月のファッション誌「ELLE」からの写真ですが…どうですか…
「LMエンターはカン・ダニエルの同意なしに専属契約上の各種権利を第三者に有償で譲渡する共同事業契約を締結、専属契約に正面から違反したため、仮処分申請をすることになった」と説明しました。
その第三者はCJ E&Mだそうですね。CJ E&MはCJグループで、Produceシリーズの放送社M.netを保有するケーブルテレビ市場の(実質的な)独占企業。CJグループはサムソンの傍系で(現オーナーたちが兄弟、仲は悪いですけど)流通、食品など様々な領域で影響力をもっている財閥。ワナワンの始まりから今までの人気はその影響力からのゴリ押しのおかげですが、逆にそんな企業ににらまれるなら訴訟から勝つとしてもその後はいばらの道になるはずですが。カン・ダニエルがシンガーソングライターとか、歌が上手だとか音楽に才能があるのでもないし、MONSTA Xみたいに国内の人気は高くなくても外国コンサートの売り上げだけで黒字になれるでもないし。
ワナワンは韓国でのサバイバルショーからの「結成課程」が人気の源泉で、曲のクオリティとかは他のトップアイドルに比べるには物足りないせいで韓国での立場と外国での人気の乖離が大きいのが限界です。
元事務所のMMO(今のLMエンターは名前だけ変えたとか、MMO→LMは移籍ではないと言われます)がCJ E&Mの子会社みたいな関係だと見るのが普通で、訴訟の理由は難癖をつけたみたいだけ。(まあ、同意なしに譲渡契約をしたのが事実だったら法的には戦うことはできるけど)スンリが紹介した香港の40代女性富豪とか悪いウワサもあって…何から見てもよく考えられないですね。