カンヘウォン事務所も起訴、プデュ操作はアンジュニョン個人の犯罪だと言えるのか

昨日で裁判まではおしまいだと思いましたけどまた今日もProduceシリーズ操作の話題が冷めないですね。
詳しくは昨日の内容も参考にしてくださいね。

今日は起訴された所属事務所全部が明らかになりました。
下のテーブルは検察が起訴した内容（だと報道されたもの）です。
8人（全員）の名前：所属・嫌疑・説明です。訳しはテーブルの下に。

キムヨンボム：CJ ENM役員・詐欺と業務妨害・シーズン2~4の操作
アンジュニョン：CJ ENMプロデューサー・詐欺、業務妨害、請託禁止法違反・シーズン1~4の操作
イ氏：CJ ENMスタッフ（投票数字を扱った人）・詐欺と業務妨害・シーズン3~4の操作
キム氏：Starshipエンターの代表（スターシップ社長のキム・シデ氏に見えます）・請託禁止法違反・シーズン4（2018年11月）に接待
キム氏：Starshipエンターの副社長（前にアン氏らと一緒に捜査された人）・請託禁止法違反・シーズン4（2018年9月）に接待
イ氏：Woollimエンター出身（在職2018年1月～2019年6月）・請託禁止法違反・シーズン3（2018年1月）に接待
キム氏：Around Us（元BEAST、現HIGHLIGHTの事務所）の社員・請託禁止法違反・シーズン4（2018年11月）に接待
リュ氏：8D Creative出身（在職2017年7月～2018年10月）・請託禁止法違反・シーズン3（2018年2月）に接待

これでIZ*ONEのカンヘウォン・キムチェウォン・クォンウンビちゃん、X1のソン・ヒョンジュンとカン・ミニくんはどうしても操作メンバーの疑いから逃げられないですね。正直言って検察から確実な証拠のある件だけを起訴したことだから他にも請託からの操作がないとは言えないが、こんなに確かに見えてしまうとね。



前から社名が出たスターシップとウリムは特別にする言い訳がないそうで、何のコメントもありませんでした。

アラウンドアスは「一緒に酒飲んで、こっちが払ったことはある。だけど請託したことはない」としました。Produce X 101に3人が参加して全員が2次で落ちたですから、事実かも知らないですけど。
事務所関係者たちが違反した「請託禁止法」は2015年制定された法案で、公職者、報道人、教職員などが「対価性にかかわらず」一定金額（食事3万ウォン、ギフト10万ウォンなど）を超える持て成しを受けたら、受けた人と提供した人の両方を処罰する法です。
それまで「代価性がない」という理由で金品を受けても無罪になった腐敗事件などから出発した法案です。韓国社会・経済に大きな変化をもたらした法案でもあります。
だからアラウンドアスの解明通りに請託のためじゃなかったとしても、放送社で働いてるアンジュニョン氏に酒代を払ったことだけで（酒飲んだら食事の基準の3万ウォンは超えたはずだから）起訴の対象になります。対価性がなければ、考慮事由はなるけど有罪は免れないでしょう。

アイズワンのカンヘウォンちゃんの事務所、エイトディクリエイティブは激しく否定しましたが…ふむ。
「我が社から退社した人が捜査されただけだ。彼の退社は昨年で、彼が建てた新しい事務所の研究生が今年にプデュXに参加した件で疑われたこと」だとしましたが…上の検察の公訴状にはそう書いてありませんが。検察がウソでもついているってことですか？そしてその「プデュXに参加した新しい事務所の研究生」はなんと98位で落ちました。
確実に「プデュシーズン3（Produce 48）のための接待だと摘示したし、時期2018年2月。Produce 48が2018年6月から放送だったし、その時は確かに8D Creativeで働いてましたね。この事務所は接待を社長が知らなかったとも言い訳できない小さな事務所で、カンヘウォンちゃん以外には中堅俳優数名が全部だから、後は考えずに必死に否定したいのかどうかは分からないですけど…ウソでも信じてあげるファンでも精神勝利させたいのかも…



検察はアンジュニョン氏などが操作をした理由は「請託からではなく、成功への欲望」に見えるとしました。デビュー組に入れてくださいと接待したことが反映されたのは事実だが、「自分たちが考える理想的なデビュー組を完成して売れるアイドルに作りたかった気持ち」が操作に手をすることになった犯行の動機だと考えられる、ということです。

2019CJグループの会長の名前から賞を受けたProduce 48・アイズワン。アンジュニョン氏が欲しかったのはこんな自分の成功、会社からの認めだったでしょう。

前にどの文で書きましたがCJグループはサムスンの傍系（サムスン創業者の長男が前会長、今の会長は3代目）で、電子・建設などの重厚長大事業では力がないのでBIBIGOで有名な食品、映画・テレビなどの文化をアイデンティティーにしようとしています。特に文化系は今の会長の姉、イ・ミギョン副会長が自ら手を出してることはよく知られてます。

fromis_9とイ・ミギョンCJグループ副会長（真ん中の派手な衣装の女性）写真。そんなアイドルも一々会うことでしょうね。

特に映画製作（CJエンターテインメント）と映画館運営（CJ CGV）を全部CJがする垂直系列化を完成、市場を制してるので、プデュシリーズの意図も「アイドルまで自分で作りたかったから」と予想する意見が多かったのです。放送社のMnet、そこのコンテンツの材料になるアイドルを作るプデュシリーズ。
だからアンジュニョンっていう犯罪者が自分だけの欲望から生まれた化け物か、環境のせいもあったじゃないか、は考えらせます。